今週のゴルフダイジェストが発売されました。
 
今回のテーマは「マインドフルネスのすすめ」です。
 
今、世界中で「マインドフルネス」がブームになっています。あのGoogle社などアメリカのIT企業が導入したのがきっかけになっているのですが、欧米ではすでにスポーツやビジネスの現場で実践されています。
 
このマインドフルネスは横文字になっていますが、実はもともと禅の考え方そのもので「今ここにいる自分を感じる」ということです。
 
では、今欧米でなぜそんなに「今この瞬間」が重視されているのか?
 
特にIT企業は、日進月歩の世界。今日は勝っていても、明日には新たなシステムが開発され取り残されるかもしれない。変化のスピードは年々早くなっていますが、特にIT業界の変化には目まぐるしいものがあります。勝ち続けなければならないという、ものすごい重圧の中で戦っていると、心も体も疲弊し、燃え尽きてしまう人たちがどんどん増えているのです。
 
その中で、不安や焦りとどう付き合っていけばよいのか。そこに登場したのが、東洋の禅なのです。明日という分からない未来を考えることは、エキサイティングであり、同時に心も脳は疲れていきます。結果として、バランスを崩すと、思考力、直観力、持続力など必要な能力が大きく低下してしまうのです。
 
だからこそ、今この瞬間に心を合わせることで、心のバランスを取り戻すことが非常に大事になります。この禅の哲学を科学的に理論化したものが「マインドフルネス」です。
 
詳しくは、今週発売の週刊ゴルフダイジェスト(第13号)をご覧ください。