ゴルファーの11の悩みに答えます【週刊ゴルフダイジェスト企画】
 
今発売中の週刊ゴルフダイジェスト第19号で、メンタルトレーニングが特集されています。
 
テーマは「心を整えてスコアアップ」
 
ゴルファーが抱える11の悩みに、3人のメンタルの専門家が回答しています。
 
みなさんは以下のような悩みはないですか?
 
①朝イチショットで失敗しないためには?
 
②難しいコース、悪条件での心の持ち方は?
 
③バンカー、池越え、アプローチ・・・苦手なプレーの前の心の整え方は?
 
④ミスが続いたときにやるべきことは?
 
⑤どうしてもショットが曲がるとき、メンタル面からできることは?
 
⑥ショートパットを外したとき、3パットをしたときの気持ちの切り替え方は?
 
⑦前半で叩いたときの、その後の心の持ち方は?
 
⑧ベストスコアが出そうなときの上がり3ホールのメンタル術は?
 
⑨ラウンド前日、スタート前、オススメの過ごし方は?
 
⑩苦手な人とのラウンド、何を心がけたらよいですか?
 
⑪技術の練習同様、メンタル面を鍛えるために日々やっておくとよいことは?
 
緊張した場面でどうすればリラックスできるのか、どうミスと向き合えばよいのか、また日常での心の鍛錬法など、ゴルファー以外のアスリートにも共通する内容になっています。
 
3人の心の専門家が、それぞれの視点で回答しているのが面白いです。ちなみに私は禅の観点からお答えしています。
 
ちなみに、一つだけ私の回答をご紹介します。
 
⑧ベストスコアが出そうなときの上がり3ホールのメンタル術は?
 
「しよう」としすぎるんです。「しないこと」をできるかということ。
人の心には煩悩・苦しみのもとになる「三毒」、貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)があると言われています。これは自分の好きなものを貪り求める欲、嫌なものを憎んで嫌悪する怒り、何かにとらわれて妄想する愚かさ。
 
上がり3ホールで煩悩をどう断ち切るか。そのため3つの「ない」を唱えましょう。「貪っていない、怒っていない、妄想していない」。飛ばそう、バーディーを取ろう、と思考にとらわれていたら唱えられません。意味なく唱える感じで、一打ごとでもずっと言い続けてOKです。「貪らない」ではなく「貪っていない」という現在進行形にすることがポイント。自分を入れずに、現在の状況をただ唱えてみましょう。
 
技術同様、心も日々の練習が大事です。
記事を参考にして、ぜひいろいろ工夫してみてくださいね。