きょうは絶好のゴルフ日和の中で、7番アイアン一本でのラウンド。といっても私ではなく、選手とのメンタルトレーニングです。

テーマは「いかにゴルフをアートするか」。スポーツにおいては、ミスをしないプレーを目指すと、正確性、再現性、安定性などを重視するようになります。

これはこれで大事なことですが、ミスしないことを重視しすぎると、直感性、創造性など感性が死んでいきます。

アスリートは身体のアーティストといえます。感性を磨くために、選手1人1人が持っているアートの部分を引き出し、いかにゴルフをつなげていくか。これも大事なメンタルトレーニングのテーマです。

7番アイアンでバンカーショットを打ったり、50ヤードのアプローチするのはプロでもなかなか難しい。四苦八苦しながらプレーしていると、ボールを転がすというゴルフの原点というか、遊び心が生まれてくるようです。

この遊び心がイマジネーションの原石。選手によって、いろいろな個性が見えてくるのが面白いですね。アーティスティックゴルフへの試行錯誤は続きます。