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週刊ゴルフダイジェストにてメンタルトレーニングを特集
現在発売されている週刊ゴルフダイジェストで、メンタルトレーニングを特集していただきました。テーマは「開き直りのススメ」です。
仕事でもスポーツでも迷うことがあります。
- うまくいくかどうか。
- 失敗しないか。
- どう思われるか。
- AかBのどちらが得策か。
迷いながら行動する時、中途半端になってしまいます。決めきれないままの中途半端な行動は、後悔を残します。
気持ちを切り替えるための3つのステップ
ただ、いきなり開き直ろうとしても難しいです。気持ちを切り替えるための、3つのステップを紹介しています。
ステップ1:欲を絞る
まずは、欲を絞ることです。未来の結果はコントロールできません。結果をはじめアンコントロールなものに心が持っていかれている時、迷いが生まれます。いかに欲をひとつに絞るか。その過程の中で、覚悟が決まっていきます。
ステップ2:決断する
次に、決断することです。コントロールできることは、行動目標です。いかに行動するかを決めるのです。
ステップ3:自分を信じてやり切ること
最後は、自分を信じてやり切ることです。途中で不安や心配がよぎるかもしれませんが、一度プレーに入ったら、身体に任せて、ブレることなくやりきってみることです。
言葉の多さに気づくエクササイズ
これを実際にやりきることはなかなか難しいかもしれませんね。だからこそ日々のトレーニングが必要なのです。
トレーニングの一つに「言葉の多さ」に気づくというエクササイズがあります。
人は迷っている時、さまざまな言葉が頭の中で交錯しています。言葉が多い時、決め切ることはできません。
言葉が多い時というのは、以下のような心の状態があげられます。
欲張っている時。怒っている時。妄想している時。こういうとき、決めようとすると逆に混乱します。言葉が多いと、身体は自然に動けません。
また、失敗を引きずっている時も言葉が増えていきます。そう考えると、私たちの日常は言葉が増えていく場面が圧倒的に多いです。
いかに言葉を減らすというプロセスを作っていけるか。
ステップ1で紹介しましたが、欲を絞っていく中で、言葉は少しずつ減っていきます。
そして、迷いが減っていく中で、今できることが明確になっていきます。言葉が減ってきた段階で、決断しましょう。
言葉がプレーを邪魔しない状態へ
最後に目指すのは、言葉がプレーを邪魔しない状態。プレーしているときのイメージでもいいですし、スパッと打つというシンプルな言葉で表現することで、左脳モードから右脳モードに入っていきます。結果的に言葉に邪魔されることなくスムースに動けます。
緊張する場面というのは、必ず言葉が増えています。緊張と不安というのは、言葉の数と比例しています。
言葉に囚われている時、直感は湧きづらいです。逆にあなたを縛っている言葉から自由になったとき、開き直れます。
坐禅は、やってくる言葉を流す修行
ちなみに、坐禅は、やってくる言葉を流すという修行です。やってくる言葉について考えはじめると、言葉はさらに増えていくからです。言葉の意味を考えるのではなく、ただ気づいて流す。
これは、坐禅でなくても普段からできる言葉に囚われない練習といえます。自問自答力といってもいいと思います。
まずは、あなたの言葉の数がどうなっているか観察することからはじめてみましょう。
詳しくは、現在発売中の週刊ゴルフダイジェストをご覧下さい。