自分の力をもっと発揮したい・・・
もっと仕事を楽しみたい・・・
目標や夢をかなえたい・・・
新たなことに挑戦したい・・・
前向きに生きたいという願いは誰もが持っています。
そしてコーチングでもテーマにあがってきます。
この願いを叶えるために、どのようにすればよいのか考えており、
トップコーチの方に、次の質問をしてみました。
「コーチングのセッションをしたときに
『こういうことがしたい』という約束をクライアントがした時、
次までに行動が起きる可能性はどれくらいか?」
みなさんは何%ぐらいだと思われますか?
2人とも30%とお答えになりました。
この数字は低いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はかなり高いのです。
コーチがいることで、
約束が実行に移される可能性がかなり上がるからです。
私は実行されない70%に注目しました。
ではなぜ7割の人は行動に移せないのか?
・やろうとしたが、現実的に無理だった
・周囲から反対された
・セッションのときはエネルギーが上がっていたが、
時間が経つと下がってしまった
・なかなか勇気が出なかった
いろいろな理由が考えられますが、
やろうとすればするほど、
それを止める力も働くのです。
前に向いて進もうとする力をアクセルとすれば、
止める力がブレーキです。
人はアクセルさえ踏めば前に進めると思いがちですが、
それでは前に進めないことも多くあります。
そんな時、実は、ブレーキを外すことができれば、
前に向かって自然とスムースに進み始めるのです。
私はブレーキのことを「妨げる力」と呼んでいます。
「何があなたの人生をよりよく生きることを妨げていますか」
この質問をクライアントによくするのですが、
こういう質問は初めてという方がほとんど全員です。
よりよく生きることを妨げるもののうち、
自分で気づいているものは、あまりありません。
例えば、子供のころ親から禁止されて、
今でもとらわれていたり、
思い込みになっていたりするものもあります。
それが意識しないうちに、妨げになっているのです。
次回に続く・・・次回のテーマは「心のブレーキを外す」