昨夜は今年初めての「無心のマインドフルネス研究会」(in 円覚寺 龍隠庵)でした。
去年は主に「無心」という視点から考察を進めてきましたが、今年からは「マインドフルネス」に戻って、さらに深めていく予定です。
香川から北鎌倉に通い続けてもう8回目。いろいろな出会いや発見があって、行き帰りの道中もワクワクが止まらず。月に一回の遠足のような感じです。
今回は、Spaciousnessという視点を藤田一照さんから提供していただきました。スペースとは空っぽ、余裕、間という感じ。一照さんは、新たな視点が見つかると、おもちゃを発見した子供のようになる。嬉しそうな表情を見ているとこちらも幸せな気持ちになります。
まずは、身体からということで、関節のスペースをしっかり感じるエクササイズから。特に足の指の関節を広げるワークは、新鮮な感覚でした。今もまだ足が温かい。まずは1ヶ月毎朝続けてみようと思います。
また、「気づき」についても、「マインドフルネス」と「アウェアネス」という重層的な視点があることを議論しました。これは、今後の探索の一つの鍵になりそうな予感。
個人的には、マインドフルネスは、「ないものを求めている」状態から「私たちの中に眠っている生きる幸せ」を呼び覚ますことかなと思っています。
毎回、龍隠庵のご住職が、その場、その瞬間にピッタリな掛け軸をご準備くださっています。筆遣いを見ていて、今年のスタートにポンと背中を押していただいような気持ちになりました。そのお心遣いがありがたいです。